2007年08月15日

「道」を観て


昨日の直射日光には敗北した。

家族で訪れた海辺のプール。
工業地帯特有の臭気と突き刺さる日差し。
ものの二時間で根を上げて、家族の顰蹙を買ったのだが、
何とかヒリヒリ肌は避けられたのでよしとしよう。


二時間の間僕はほとんど泳がず、バスタオルを頭からかぶって
本を読んでいた。


岩井俊二氏の「トラッシュバスケットシアター」という・・
映画エッセイ的な本だ。
古い作品の所感がたくさん載っていて、観たこと無い作品が多いが
楽しく読む。
読み進めるうちに、どんどんその映画が観たくなってくる。



というわけで、今日TUTAYAで借りてきたのが表題の映画。




道


「道」
1954年・伊・フェデリコ・フェリーニ監督






一言で言うと面白かった。



原始の人とも言える中年男・ザンパノ。
粗暴さ、意地汚さ、ずるがしこさ・・
こんなにかっこ悪い、人間のむき出しの姿を
最近の映画はちゃんと描いていないような気さえした。
それくらいリアルな人間像。



ジェルソミーナは、純粋な子どものような娘。
二人はほろのついたオート三輪で移動する旅芸人。



この映画は、ジェルソミーナが主人公でありながら、
完全に男目線で描いたストーリーだ。

男から見た、女という存在。

いないと困る感覚。
うざったいこと。
よく分からないこと。
そして
失った時の深い悲しみ。

僕は、誰もがこの課程を一度は経験するのではないかと思う。


淀川長治氏が解説(DVDの特典)で述べていた。

「ここに男と女のオリジナルがあるんですね」


その通りっ、と思った。
髪の毛が真っ白になってもそんな風に話せる氏に感服した。






ラベル: イタリア映画
posted by 白井麒麟 at 23:40| 東京 ☀| Comment(4) | 感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ゆりかもめの風景(Quick Time Movie)






「ゆりかもめ」に乗った。




てをつないで




東京タワーのシーンだけをアップしようと思った。
気がついたら編集して、2分くらいになってしまった。



そうなると音楽も付けざるを得なくなり・・
作った方がいいのは分かってながら。

映画「打ち上げ花火」のサントラから
REMEDIOSの An Evening Walkを拝借。





まっすぐ進まない「ゆりかもめ」は
同じところをくるくる回っているような気がして
普段はいらいらしたりするのだけど。


きっと、ビデオカメラを持ってたせい。











(Quick Time形式なので観られない方はごめんなさい)





posted by 白井麒麟 at 03:28| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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