2008年07月17日

保護者面談の待ち時間








娘の小学校に行くのは久しぶりだ。
今年は春の運動会も行ってやれなかった。





6−5と書かれた教室。
前の保護者がまだ先生と話している様子なので、
廊下にぽつんと置かれている小さな椅子に座る。

後頭部に当たる西日が、
目の前の壁一面の子どもの絵画を照らしている。
我が子の書いた絵も・・あった。
何かの花の絵だ。とても淡いタッチの。
四輪の花が描かれている。

「子どもの絵というのは、自分の心の世界を正直に映し出します」

絵画を通した子どものセラピーをしている人に、
そう聞いたことがある。
未だ半信半疑ではあるが、やっぱり気になる。




タイトル:雨のふった後
工夫した点:花の上に水が光っているように書くのが難しかった。
とのこと。



『思ったよりも上手か・・』

『他の子のようにもっと勢いがほしいなぁ・・』


娘から見ればいらぬ世話と思いながら
僕は長い待ち時間の間、色々と考える。





そして・・





僕はある想像にたどり着き、思わず吹き出す。

『これって、ウチの家族じゃん!』

右端の紫の花は僕。

その左のピンクのは娘。

左端の一番小さなピンクはナーくん(四歳)

そして、中央に鎮座する、一番力強い花。

『もちろんこれが、ママだよな』

一番、茎が太い、色も濃い。
ガッツポーズをするように枝葉を両側に伸ばしている。
両側の花が、恐れおののくかのように、少しシナっているのが笑える。
母親にこっぴどくしかられている娘の顔を思い出したりして。



それでも・・。



ここ数年、娘には色々なことがあったと思う。
弟が出来てからは、少し寂しい思いをしたかも知れない。
初めての引っ越しで友達との別れも経験した。
慣れない環境で家族がぎくしゃくすることも、
それはそれで、しばしばあった。




タイトル:雨のふった後
工夫した点:花の上に水が光っているように書くのが難しかった。




本当に、そんな気持ちで
少女時代の最後を過ごしてくれれば
バカ親は、うれしい。





雨のふった後.jpg




posted by 白井麒麟 at 01:30| 東京 ☁| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
川辺に咲くコスモスでしょうか.。・゜゚
ガッツポーズの花を中心に、しかりした根が繋がっているのでしょうね.。・゜゚

きれいな色使いですね.。・゜゚
Posted by しの at 2008年07月30日 07:52
しのさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

やっぱりしのさんも、家族の中ではガッツポーズですか!?
(^-^)ノ~~


Posted by 白井麒麟 at 2008年07月30日 08:44
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