2008年01月07日

カメラ機能!






携帯のプラン変更のために行ったつもりだったのだけど・・



店員「随分ポイントが貯まってますねぇ」



そりゃそうです。
もう二年半も同じ機種使ってるし。



「去年の夏モデルだったら数千円で機種変更出来ますよ」



ふーん。



「この5.1メガピクセルのカメラケータイとかも・・」



!! うっ・・



というわけで。
機種変更してしまった。
CASIOの「EXILIM」とかいうデジカメの
ケータイバージョンだそうだ。
カメラ機能に特化しているので
ワンセグとかは出来ないのだけど。



早速あれこれ撮ってみた。
今回は、マクロモード。



casio1

casio2

casio3

casio4

casio5




ホコリまで写ってしまった・・(恥)



外回りの途中でいろいろ撮ろぉっと!




posted by 白井麒麟 at 01:31| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月05日

カルタ






「何か正月らしい遊びをしようよ」



DSやら漫画やらで忙しい小五の娘が
珍しくそんなことを言う。



カルタを並べた床。
パパはここ、と娘に指定された場所に座る。



「門前の小僧、習わぬ経を読む・・」



バシっ



僕の手はかろうじて娘の下にあり
「も」の札を押さえていた。

「うぐぅぅぅ」

娘はのどを鳴らしながら
うれしそうに、悔しがる。



**



その昔。
ボランティア活動をするお坊さんを取材したことがある。


「仏教はお葬式をするだけのものじゃない。
世の中に役立ついい教えが、たくさん仏教にはあるんです」


仏教ホスピスに憧れて、最初にしたボランティアは
末期ガンの患者さんのベッドでお経を読むことだった。
ひとりの男性患者のもとにたびたび通った。
必要とされ、うれしかった。


「ご住職、お経のこの部分はどんなことを言っているんですか?」


答えられなかった。
住職然とした顔を崩さず、もっともらしいことを言うので精一杯だった。



やがてその患者さんは亡くなり、その息子さんが
「お世話になりました」と、一冊のノートを携えてやってきた。


「父は本当に仏教の教えに助けられました」


ページを開いて、顔が真っ赤になった。


そこには、びっしりと写経の文字。
そして、脇にはその解釈が、患者さん自らの勉強により
事細かに記されていた。



「・・自分が恥ずかしくて恥ずかしくて言葉が出なかった。
患者さんは、仏教の教えにすがろうと必死だったんです。
僕は、お経の意味など深く考えようともしていなかった・・」



もう一度仏教を学び直し、
格好をつけないで役に立つことをしよう。
そう思ったと言う。



**



お坊さんは、夏休みの親子をお寺に招いて
お茶会を開く試みを始めた。
対象は主に中学生。
ぎくしゃくした親子関係の助けになりたかった。


お茶会のルールは、親が子どもにお茶をたてること。

静まりかえったお堂の床に、親子が向き合って座る。

お父さんと息子は互いに一礼をする。
そして、お父さんが作法にのっとり
丁寧にお茶をたてていく。
子どもはその様子を静かに見る。


「どうぞ」


お父さんがお茶を差し出すと、
また互いに一礼をする。

息子がお茶を飲む。
父はそれを見る。


茶碗をひざに降ろした時の、子どもの顔。


お坊さんは、それがとても好きだという。


「親が子どもを見る時は、
その子の命そのものを見つめなければいけないんです」


俗人の僕には、お坊さんのその言葉の本当の意味を
いまだに分かってはいない。



**



「三回まわってタバコにしよう・・」



妻がカルタを詠む。

僕と娘が、目を皿にして床を見渡す。

時々三歳の息子が札を盗んで逃げる。

笑いが起きる。





二回戦目は娘が勝ち、僕が負けた。

何だか悔しくて、うれしかった。





カルタ




posted by 白井麒麟 at 06:32| 東京 ☀| Comment(0) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月03日








『うわぁ、島だ』




消火栓





江ノ島にはとっくに着いているのに。

消化器のある小さな曲がり角で

急にそう思う。





細くランダムな路地の感じ


歩くたび視界に入る海


当たり前のように顔を出す猫・・





赤い双眼鏡





かつてよく歩いた瀬戸内の島々


その息づかいを思い出す。






今度は、鎌倉とセットではなく


朝からカメラ片手に


ぶらりと来よう。




白い灯台



日々の写真に少し置いています。




posted by 白井麒麟 at 14:20| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月01日

新年のご挨拶。






明けましておめでとうございます。

二00八年。

年が改まるというのはちょっと気持ちのいいもので
今年こそはこうしよう、ああしようなどと
簡単お節をつまみながら人並みに思ってしまった。




空は快晴−−。

鉄塔1




赤い鉄塔に、家族で初詣。
ニャ衛門と、上の娘のご対面を
やっと実現できる??
と思ったら・・


二匹


そこにいたのはニャ衛門の母と、見慣れないネコ。

ニャ衛門とニャコ美は??



おばちゃん


おばちゃん
「あぁ、あの白黒のネコはね、
もらい手がついたんだよ。

それから黒っぽい方ももらい手がついたんだけど、
今ちょっと熱があるから病院行ってるね。
よくなってから引き取られるそうだよ。

どっちも可愛かったからね。
すぐにもらい手がついたんだよ」





ガーンっ






ポッキー4
       ポッキー3




おばちゃん
「そっちのポッキーは・・あっ、私がつけた名前なんだけど
シダックスの所に捨てられてたんだって。

ここに来た時はポッキーみたいにガリガリでねぇ。
でもここならみんながエサをくれるから。
ほら、結構太ってきたでしょ」





ポッキー2
ぴちゃぴちゃ





ポッキー5





ポッキー8
ぴちゃぴちゃ







・・・











ポッキー7
ぜい、ぜい、ぜい・・・(疲)













ニャ衛門きょうだいがもらわれていったことは
残念だけど、よかった。








なまえ:ポッキー
出身地:家
現住所:鉄塔
職 業:元飼い猫、現ノラネコ





このネコもまた
今年、新しい物語を重ねていくのだろう。
鉄塔に集まる
何故かネコ好きな人々と。








最後に


ニャ衛門
ニャ衛門フォーエバー1

「ニャーは永久に不滅だにぁぁぁぁ!!」



ニャコ美
ニャコ

『・・やっぱヒクわぁ』








posted by 白井麒麟 at 20:54| 東京 ☀| Comment(6) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月31日

12.30






ようやく書き終わった年賀状を無造作に握り
玄関を出て
郵便ポストまでの道。


喫茶店は閉まっていて
「お休みします」の代わりに
凧が二つ。



凧



パッヘルベルの
カノンばかりを集めたCDを流しながら
部屋の大掃除 兼 模様替え。



大量に出たゴミを捨てるころには
すっかり日も落ちていて
偶然にも・・

二00七年の年の瀬を
雪だの雨だので大騒ぎさせていてる
その主役とおぼしきヤツを見つける。




寒気




大掃除の功名は
無くしたはずのクローズアップレンズ。
息子が
ケントデリカットのような目を作って
ふざけているのを奪い取り
カメラに装着。



クローズアップ.jpg




長いようで短く
落ち着くようで落ち着かない
中途半端な十二月三十日。






posted by 白井麒麟 at 03:13| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月27日

きゃろるの唄







キャロル・キング

「You've Got A Friend」





イヤホンの細長いケーブルを通じて
久しぶりに出会ったその曲。

地下鉄を待つ列
並んだ僕の身体を、その歌詞が駆け抜ける。





   ♪You just call of my name
    And you know wherever I am
    I'll come running to see you again





僕は途端に、小学校の先生をママと呼んでしまった児童のように赤面し、
それから、群衆を忘れてうっとりとニヤついたり、
ちょっと瞳の表面を湿らせたりという、
テンテコマイの慌てぶりになってしまった。

あの、人懐っこい顔が蘇ったから・・





**




僕の会社に、一時、アメリカ人がいたことがある。



Sちゃん(男性)はハーバード大の学生で、長い夏休みに
日本の(地方の)企業について学ぼうと、研修に来ていたのだった。

ダンガリーにチノパン。ハンサムと言えなくもない。
両親は日本人とのことだが、在住経験がなく日本語はほとんどしゃべれない。
「初めまして」のカタいあいさつのあと、彼は緊張気味に
『何か地元の言葉を教えてほしい』と切り出した。




「地元の言葉・・。ええんじゃねぇん!」


とっさの思いつき。


「エエンジャ・・? ドウイウイミデスカ?」
「What a cute she is! 街でもどこでも可愛い女の人とすれ違ったら、
俺の方を向いて『ええんじゃねぇん!』と言ってちょうだい」
「ソウデスカ。エエンジャネェン・・」



彼は目を点にしたあと、少し笑った。




僕はSちゃんをよく夜のドライブに誘った。
当時の僕は入社して四カ月ほどの若造で、
田舎町の夜の楽しみで思いつくのはそのくらい。
最初のボーナスをあてにして買った車で、海辺のドライブコースを走った。

そこで、色んな話をした。
音楽のこと
女性のこと
日米の若者の文化の違い
ジャーナリズムと政治とか難しいことも・・
その時の僕は、日本語と、身振りと、わずかな英単語をミックスして、
Sちゃんとコミュニケーションをとっていた。
今思えば、まさにルー的な・・(笑)




例えばエッチな話をした時とかに、Sちゃんが見せるはにかんだ笑顔が
僕はとても好きだった。
いつの間にか、僕はいつも彼のことが気にかかるようになっていた。
付き添っていなくて大丈夫かな、とか
退屈な思いをしていないかな、とか。
会社のデスクで彼が退屈そうだったり、落ち込んでいるような顔を見せるたび、
僕はなぜか、とても申しわけないような気持ちになった。
『会社に、郷里に代わってお詫び申し上げまする・・』
そんな感じ。



そして。



駆け出しだった僕自身にも、いろいろあった。
『どうして上手くいかない・・?』
現場からの帰り道には、イライラした気持ちを引きずっていることも多く・・。





そんなある日。





「ヘイ」

アシスタント兼見学で付いてきていたSちゃんが、不意に僕の肩をたたく。
そういえば、長い間無言のまま二人で歩いていた。

「・・何?」

『今しゃべりかけるなぁぁ』的なオーラを身にまとったまま僕が振り向く。
Sちゃんは、向こう側の舗道を指さしている。



「エエンジャネェンッ!」



『! ・・やられた・・』

綺麗なストレートヘアを揺らして歩くOLの後ろ姿。
それと、Sちゃんの満面の笑みを見比べながら
僕は吹き出してしまった。
まるで、百点の答案用紙を親に見せる子どものような顔だった。





**





アメリカの夏休みが長いといっても限りはある。
二カ月はあっという間だった。

日本を去る前に何か・・。




「キャロル・キングって知ってる?」




デスクワークをするSちゃんに話かける。




「I Don't Know」




僕は、自分のデスクに戻り、便せんに英語の歌詞を書き始める。



 ♪Winter,spring,summer,or fall
  All you have to do is call
  And I'll be there
  You 've got a friend!




**




まさか、その十五年後に
僕たちが
東京で再会することを
誰が想像しただろう・・



今はNYに住むSちゃんが、去年の夏
東京に出張のついでに
僕に電話をくれたのだ。




夕暮れの銀座和光で
Sちゃんを待つ。

雑踏。

落ち着かない頭の中を、
キャロル・キング
強くも繊細な歌声が流れる。




そして、もちろん
僕の顔は
真っ赤に染まっていた。

小学校の先生をママと呼んでしまった
児童のように。






12.jpg





posted by 白井麒麟 at 01:45| 東京 ☀| Comment(4) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月25日

あおいゆき








クリスマスに何か記念を作っておきたかったのかも知れない。




久しぶりに作曲をしてみた。




つたない写真に、音楽を付けてみた。




ちっちゃな動画が完成した。







【ご注意】

  画像圧縮により写真がふにゃふにゃです(笑)

  音のバランスが悪いので、ぜひボリューム小さめでどうぞ。






「あおいゆき」


photo,music:白井麒麟











posted by 白井麒麟 at 03:03| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月24日

ものぐさカメラ






ロシアのトイカメラのような色を出すには??





やはりロシアのトイカメラを買って

百二十ミリのフィルムに焼き付けて

現像に出さなければならないのだろうけど。




何とかお手軽に

出来ればフィルムを使わずに・・

みたいな、ものぐさ根性で

ジャンク屋で買ってきた

トイデジカメ。




シャッター音なし

撮れた感じもしない。





どんな色になったかな?





近所1






近所2






近所3






近所4







近所5



ああ。

ちょっと面白い。






posted by 白井麒麟 at 00:16| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月23日

お絵かき










お絵かき一










お絵かき二











お絵かき三

「パパも手伝って」













お絵かき完成

ナーよ。

・・これからは自分で書いた方がいいと思うよ。










posted by 白井麒麟 at 09:05| 東京 ☔| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年12月15日

鼻から上を照らしてた






「ほら、ナーくんのおうちが見えるよ」
「どこ?」



朝の逆光が作り出す黒く四角い影を指そうとした瞬間、
電車のドアは閉まったのだけれど。

ドアの窓枠の下端を、もう息子の目線は越えていて、
難なく朝の景色を見渡している。
僕の抱っこなしで見渡している。





息子は、少し大きくなった。






人は、毎日「獲得」する。





一日分の時の流れを。


身体の変化を。


人との会話を。


作業の経験を。


海の向こうからの知らせを。


新しい何かを。




好む好まざるに関わらず
獲得していくのだ。






誰かのコメントを思い出す。

「ドーナッツの真ん中には、何もないんじゃなく、穴があるんです。
穴があって初めてドーナッツ」





そう。

喪失さえも、獲得なのだ。



別れた人。

失ったもの。


その欠落感もまた
獲得し、携えていく。






車窓に差す朝日のオレンジが
息子の
鼻から上を照らしている。





息子は、少し大きくなった。



息子は、少し大きくなった。





アヒル窓.jpg






posted by 白井麒麟 at 01:49| 東京 ☀| Comment(2) | あしもとの小さな音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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